未就学児4人を育てる父、ひびパパです。
前回の記事のとおり、消滅型生ごみ処理器「キエーロ」を試した結果、我が家に導入することを決めました。シンプルな構造だったので、今回、木工DIYでキエーロを作ってみることにしました。
素人DIYです。少しでも作り方のご参考になれば幸いです~。
前回記事はこちら 生ごみが消えるって本当⁉消滅型生ごみ処理器「キエーロ」を試してみた
作成した「キエーロ」はこんな感じ
我が家の場合は、屋外に日照を確保する適当な場所がないため、リビングから見える中庭のような場所に設置することにしました。設置場所の床がコンクリートなので、ベランダ等にも設置できる足付きの木箱タイプを選択し、見た目はこんな感じになりました。
サイズ:横800、高さ400~500、奥行400(単位mm)です。人数に比例して生ごみの量が増えると仮定すると6人家族の我が家ではやや小さいサイズかもしれませんが、大きいとそれだけ重くなってしまうため、このサイズとしました。運用してみて、必要になったら増設なり考えたいと思います。
作成にあたり工夫した点
試験的にキエーロを使った実験では、水が多すぎて「匂い」が発生してしまったことがありました。そこで、底面にドリルで複数の「水抜き穴」を設けつつ、水は抜けても土が流れ出ないよう、家に余っていた「防草シート」を底面に敷きました。除草シートは、キエーロ本体の木材保護にも一役買ってくれることを期待しています。
リビングから見える中庭の一部に設置するため、見た目も最低限整える必要があり、装飾を兼ねて端材で「持ち手」を設けたのですが、取り回しがしやすくなり思いのほか便利でした。
材料・木取り図など
材料
- コンパネ材 900*1800*12㎜厚 1枚
- 柱用角材 短400㎜ 2本、長450㎜ 2本
- 土・・・適量(箱の8分目くらいまでが目安だそうです。庭土を振るいにかけて使用しました。)
- 屋根用角材 短330㎜ 3本、長800㎜ 2本
- 足用角材、持ち手・・・端材を活用
- ポリカーボネート波板クリア 3尺 1枚 (ポリカの耐用年数は10年程度、安価で良いです。)
- 平蝶番 2個
- 木ねじ 適量
- 傘くぎ 適量(一般的に5山間隔で打つらしい)
- 木材保護塗料 0.7ℓ 今回使ったものはこちら↓
塗料は足りないと困るので、容量多めに買いました。3回以上重ね塗りして、4/3程度使用しました。
ちなみに、屋根用角材は、ホワイトウッドに元々持っていた「アンティークワックス」で塗装しました。布等にとってこするだけでよい手軽さ、いい色味が出るので、重宝しています。
木取り図(本体部分のみ)
コンパネ板を左の図のように
ホームセンターでカットしてもらいました。
黄色部分は端材として貰ってきたので、他のものに活用します。
ご参考まで。
費用・作業日数
角材・ねじ・傘くぎ・アンティークワックスなど、材料一部は家にあるもので賄えたため、ざっくり5,000円強で作成できました。一番高かったのはコンパネ材で、2,000円程度でした。
木材保護塗料の重ね塗りと、インパクトドライバーが途中で故障するアクシデントもあり、想定より時間をとられました・・・10日くらいかかったのですが、作業日数は正味5日間といったところでしょうか。
ポリカーボネート波板の切断には「波板ばさみ」を持っていたため、スムーズでした。用途は限定的でも、あると便利ですよ。
インパクトドライバーが無くなると今後のDIY作業への影響が著しいため、急遽購入することにしました。安心の日本製メーカーで、今回故障してしまったものよりも軽量化して、扱いやすい。
想定外の手痛い出費でしたが、結果オーライとポジティブシンキングで
作ってみた感想
今回は、設置場所に制約(リビングから見える場所)があり、キエーロ周囲の環境と馴染ませるため、木材で作成しました。そこそこの費用と手間暇をかけて、結果、自己満足のいく出来栄えにはなったので、作ってよかったな~と思っています。
一方、手間暇を考えると見た目の制約がなければ、プランターなどの頑丈なプラスチック製の箱を使うのが手軽だと思います。かっこいい見た目の屋外用の収納ボックスとかもいいかも。
今後、キエーロを使ってみて気づいたことがあったら、また記事にしてみたいと思います。今回は、そんな感じで。
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